みけ猫のロック

駆け出し漫画家と、占星術な日々

もっともっと、私自身になっていく。/太陽回帰に思うこと

直に太陽回帰を迎える。

今日は大海原を見に行った。

 

遠浅の海に映る夕陽。この季節のこの時間帯が大好き

 

実は起きてから体調が悪かったのだが、夕陽を映す海を見て吹き飛んだ。

やっぱり私は自然の景色が好きだ。家に閉じこもっているときも内省していることが多いのだが、開放的な外の空気は上向きな内省を促してくれる。
家での内省が陰の水星(乙女座)だとしたら、外での内省は陽の水星(双子座)または陰の金星(牡牛座)的という感じだろうか。

こうやって風通しの良い場所に定期的に行くことは、自分メンテナンスとして大切なことだと感じた。

 

去年から、太陽回帰の日には自分で自分にプレゼントを送るようにしている。今年はロングパールのネックレスにした。

 

 

個人天体に土サインがないため土の感覚に乏しい私は、ずっと所有の喜びがあまりわからなかった。ADHD傾向があるため物を無くしやすかったり、部屋を片付けるのが苦手だからということもあるかもしれない。

それでも自分の稼いだお金で、自分のために気に入った物を買うという体験はとても良かった。何より特別な日に買ったものには思い入れが宿るので、大切に扱うことができるようになった。
毎年増えていくラッキーアイテム。これは牡牛座っぽい感覚だね。来年も望む物を自分にプレゼントできるよう、仕事を頑張ろう。

 

新たなチャレンジの始まり

まだ占星術を学んで日が浅いので、時期読みができない私は数秘術のバイオリズムで一年間の流れを掴むようにしている。

バイオリズム – 橙花の数秘占い

 

私のこれからの一年間は数秘で言うと、始まりの「1」の年だ。
そして、本当の結果が出るという「9」の年に終わりを告げた。

なかなか大変だった、「9」の一年。
初めての連載に多忙を極めて余計なことを考える暇もなかった「8」の一年から一転、人間の闇や心理と真っ向から対峙する機会が多く、30年来の価値観がまるっと変容した一年だった。

 

色々あって悩み熟考した末、過去の対人関係とは一旦距離を置くことにした。
自分をわかってほしい欲求、承認欲求、名誉欲のようなものも手放すため、過去のペンネームも一旦捨て去ることに決めた。SNSもプライベートのものは全て削除した。過去の人間関係の中で、私は透明人間のような見えない存在になっていくだろう。

私は私の人生に、全力で集中していく。そのノイズになるもの、もしくは横槍を入れてくるものとは距離を取っていく。それがお互いのためだと思う。
もう少しお互いに余裕ができて寛容になれた先で、また繋がる人がいればいいなと願う。

 

連載の無理が祟ったのかメニエール病に罹り、丸々1ヶ月寝たきりで何もできなかった時期もあった。健康が何よりも大切だと痛感することになる。
健康のため、生活習慣改善のアクションをできるところから少しずつ始めた。

 

また次の新連載がなかなか決まらず、表舞台に出ずにひたすらに技術を磨き続けた。現在も引き続き、土星に鍛えられ続けている感覚がある。

 

一方で飼い猫との出会いがあり、小さな命たちはこれまた私の人生観に刺激を与えた。
ずっとペットを飼うことを我慢していたのだが、一度飼ってしまえばこんなにも簡単なことだったのかと思う。こんなにも簡単に、幸せと愛情をもらい与えることができるのかと。お世話の労力など補って余りあるくらいに、毎日たくさんの笑いと幸せをもらっている。蟹座的感覚、ICを強化した感覚だ。

 

そんなこんなで、手放すものもあれば手にするものも多かった1年だった。周りから見えないところで、自分の精神性の強化を図った1年だった。案外人ってこんなふうに、見えない時期こそ成長しているのかもしれないね。
始まりの「1」の年のために、できる限り今の自分にとって不要になったものは手放して余白を開けておいたつもりだ。

 

もっともっと、「私」になっていく


夕陽の光をぼうっと眺めながら波音を聴いていたら、単純だけど、生きていてよかったと思えた。

唯一お祝いの連絡をくれた友人に、「さらにもっともっと私自身になっていこうと思います」と返事をした。きっと人生は、より私らしくなっていくための旅路なのだ。

 

あと何年生きられるかな。
これからも苦しいこともたくさんあるだろう。

でも私は私のレジリエンス力を、最も信頼している。
大体のことはどうせ立ち直れる。
サバイバル経験が多いのも、私らしいじゃないか。

せっかくの短い人生だ。ハードな経験も糧に変えて、作品を産み出していこう。
真理に近づけるよう、私なりの哲学を探究していこう。
私が夢を見続けて闘志を絶やさない限り、私の中の火は誰も消すことができないのだから。